猫野ひなた
実は近年は、猫には野生と同じように生のまま食べさせる方がいいという通説があり、生肉で手作り食を食べさせたり、人用の冷凍肉を解凍してそのまま食べさせるということが流行っています。
しかし!!
絶対にやめてください。
生肉の危険性を忘れてはいけません。
2018年1月13日にこんな論文が発表されました。
参考 Zoonotic bacteria and parasites found in raw meat-based diets for cats and dogsVetRecordオランダのユトレヒト大学のPaul Overgaauw率いる研究チームは市販の生肉フード製品に、ヒトと動物のどちらにも感染する細菌と寄生虫は見つかるのか、彼らはオランダ国内の8つのブランドから35種類の市販の冷凍RMBD製品を分析しました。
結果
- 25%に大腸菌
- 20%にサルモネラ菌
- 43%に免疫が弱くなっている人に危険な最近
- 4つの製品かクルーズ肉胞子虫と羊肉胞子虫
- 2つの製品からトキソプラズマ原虫
猫だけではなく、人にも危険です!
「生肉を食べる猫や犬は、抗生物質耐性菌に感染する可能性が高く、動物の健康と公衆衛生の双方に深刻な危険性がある」と論文に書かれています。
そして、声を大にしていいたい。
家族である愛猫たちは野生的ですか?
いいえ、違うはずです。
快適な室温に寝室、清潔なトイレと水とご飯と愛情をたっぷりそそぐ家族がいる愛猫は、野生とは対極です。
私たちの目的は、愛猫の子孫を残すことではなく愛猫を健康で長生きさせることです。
生肉を与えることはやめましょう。
高たんぱく質低炭水化物必須アミノ酸を含んだ完全栄養食のウェットがおすすめ
結局じゃあ、何がいいの??というと、最初に戻ります。
猫の歯の形状・消化器官の特徴から高たんぱく質低炭水化物であること。
猫が体内で生成できない必須アミノ酸11種類が含まれていること。
そして、猫は一番最初にもいいましたが、腎臓病・泌尿器科系の病気は宿命です。
健康維持のためにも、水分を摂ることが重要。
ウェットフードは、約8割が水分です。
ウェットフードを取り入れて、水分補給しやすくしてあげましょう。
猫の健康研究所ねこけんとしても、現在高品質低価格のキャットフード・猫用サプリメントを開発中です。
今しばらくお待ちください。