猫野ひなた
今回は猫の寿命に関連してお話していきます。
突然ですが、
1980年代の猫の平均寿命をご存知ですか?
今と変わらず15歳くらい?それとも10歳くらい?
正解は、4歳くらいです。
日本獣医師会が公表しているデータの80年~89年の猫の死亡年齢を平均すると4.12歳となります。
さらにこのデータによると1980年に関してだけ見れば、
なんと猫の平均死亡年齢は2.6歳でした。
本当に驚きです。
一方で現在の猫の寿命といえば、各所のデータがたくさんありますがだいたい15歳くらいというのが一般的な常識ですよね。
ちなみに一般社団法人ペットフード協会が発表した令和2年のデータでは猫の平均寿命は15.45歳です。
猫の寿命がなぜこの3,40年ほどの間にここまで伸びたのか?
その理由はたくさんありますが、根本的には栄養状態の改善が挙げられると思います。
人間の寿命も伸びていますよね。
もちろん医療の進歩なども大きいのでしょうが、やはり根本的には食べる物が大事です。
キャットフードの栄養は良くなっても問題が一つ…
ところで、現在のキャットフードはアメリカの米国飼料検査官協会が定めた栄養基準が世界的なスタンダードとされており、
日本のペットフード公正取引協議会もこの基準を採用しています。
簡単に言えば「タンパク質やミネラルなど、各栄養素の上限はこれくらいがベストですよ~」という基準ですね。
その基準に沿ってキャットフードが作られていて、猫の寿命も年々伸びていることから、
少なくとも昔に比べれば飼い猫の栄養状況は大幅に改善されていると言って良いでしょう。
しかし、やはりどうしても避けられない問題が一つあります!
それがこのブログでも度々話題にしている「腎臓病」です。
飼い猫の腎臓病は必ず発症する病気です。それはネコ科の動物がそのような体の構造になっているためです。
(※詳しくはこちらでも解説しています)
しかし2016年に東大の宮崎徹教授が猫の腎臓病の原因を突き止め、
猫の平均寿命をこれによって30歳にまで伸ばすことができる可能性を示しました。
そして2022年3月には有効成分を含むキャットフードを発売される予定になっています。
もしこのキャットフードが発売されたら、多くの飼い主さんが興味を示すと思います。
実は私達「ねこけん」も、同等成分を含んだフード・サプリメントを開発しました。
Instagramにて、サンプルを配布しているので、ぜひサンプル請求してください。
ID:nekoken222です。
少し宣伝が入ってしまいましたが(笑)、
とにかく大事なのは皆さんの愛猫の健康であることには変わりません!
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最後まで読んでいただきありがとうございました!
ねこけんではキャットフード事業などを基盤として、
猫が生涯安心して暮らせる保護猫施設を建設するという明確な目的があります。
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